イベント当日、集客がうまくいってない時の対策まとめ
せっかく準備してきたイベント当日。「来場者いっぱいだったらどうしよう!」なんて余計な心配をしていたのに、始まってみたら…あれ? 人が来ない。会場が静まり返る中で、スタッフと目を合わせるのも気まずい。
集客に失敗すると、自信を失いかけるのも無理はありません。しかし、イベントは「始まってからが本番」です。当日の巻き返しは十分に可能。大切なのは「今すぐ動く」こと。この記事では、当日に実行可能な即効性のある集客施策を徹底的に紹介します。
1. チラシ・ノベルティを今すぐ近隣で配布
会場周辺で手配りできるチラシやノベルティ。特に人通りの多い場所(駅前、商店街、公園など)での配布は効果的です。大事なのは、「今日だけ」「今すぐ」といった緊急性を強調すること。また、イベントの魅力が一目でわかるデザイン・キャッチコピーを用意しておくと反応が良くなります。
さらに、子ども連れのファミリー層をターゲットにするなら、風船の配布は非常に有効です。無地の風船でも構いません。配れば子どもは喜ぶし、そのまま親をイベントに引っ張ってくる、という単純かつ強力な動線になります。子どもが手にして歩いているだけで自然な宣伝効果も。
2. SNSでの緊急発信
SNSは即時性が高く、イベント当日の情報を届けるのに最適なツールです。写真や動画を活用して、リアルタイムな雰囲気を伝えましょう。「今すぐ来れば〇〇が体験できる!」「現在の様子をライブ配信中!」など、参加意欲を刺激する投稿を心がけてください。
Instagramのストーリーズやリール、X(旧Twitter)のポストなど、フォロワー以外にも届く可能性のあるフォーマットを活用するとより効果的です。
3. 当日限定特典を設ける
「今日だけ!」「先着〇名様に〇〇プレゼント」など、明確な特典を用意しましょう。人は「損したくない」という心理から行動することが多いです。当日限定であることを強調することで、来場動機を強められます。
特典は高価である必要はなく、ちょっとしたお菓子やドリンク券、オリジナルシールなどでも構いません。とにかく「お得感」を演出することがポイントです。
4. スタッフによる積極的な声かけ
会場周辺でスタッフが声かけを行うことは、シンプルですが非常に効果的です。「近くでイベントをやっているので、ぜひ寄ってみてください」と、明るく爽やかに話しかけましょう。
手持ちチラシとセットで渡すと、より効果が上がります。制服やスタッフTシャツがあれば、公式感も出て信頼度がアップします。
なお、声かけは「押し売り」と捉えられないよう、丁寧かつ控えめなトーンを意識することが重要です。大声での呼び込みやしつこい接触は、通行人の不快感を招き逆効果になる可能性があるため避けましょう。
5. ミニイベントや体験コーナーをその場で追加
人が集まる理由をその場で作り出すのも手です。例えば、
- 簡単な抽選会(空くじなし)
- 子ども向けぬりえコーナー
- スーパーボールすくい
- ヨーヨー釣り
これらは比較的準備が簡単で、道具があれば即席で設置可能です。特に小さな子どもを連れたファミリー層には強い集客効果があります。盛り上がりの演出にもなり、他の来場者にも「楽しそう」という印象を与えることができます。
6. 当日でも間に合うWEB広告
Google広告やSNS広告(特にInstagramやFacebook)は、配信設定後すぐに反映される場合があります。特にスマートフォンで「近くのイベント」を探している人へのアプローチとしては最強クラスです。
地域ターゲティングや興味関心の設定を細かく行うことで、コストを抑えながら高精度で来場候補者にリーチできます。
※なお、X(旧Twitter)の広告配信には認証マークが必要です。認証を取得していない場合、広告出稿には時間がかかることがありますので注意が必要です。
7. 店舗・会場周辺の協力を仰ぐ
近隣の店舗や施設に「本日開催中」のポスターを掲示してもらったり、チラシをレジ横に置かせてもらうだけでも効果があります。
とくにイベントが商店街や複合施設などで実施されている場合、テナント間の連携は大きな効果を生みます。近所の人が気軽に立ち寄れるような導線を作っていきましょう。
来場者が少ないことを恥じるより、今できることをすぐやるほうがよほどカッコいい。イベントは“今”をどう動かすかがすべて。あきらめるには早すぎる。当日の行動が、イベントの記憶を変えます。
今からでも遅くない。さあ、動きましょう。
普段からの発信力が成功を左右する
今回紹介した施策は、当日の緊急対応として有効ですが、本来は「日頃の準備」が成否を左右します。普段からSNSでの発信力を高めておくことで、いざというときに情報が届く対象が大きく変わります。
特に、InstagramやXでのフォロワーとの相互交流を重ねておくことで、投稿のリーチや反応率は段違いになります。また、LINE公式アカウントなどでの顧客の囲い込みも有効です。イベントの有無に関わらず、定期的にコミュニケーションを取っておくことで、必要なときにしっかりと情報を届けられる“土台”ができあがります。
イベントは一日限りでも、発信力は日々の積み重ね。今後の集客成功のために、今日から発信の習慣を見直していきましょう。
ご相談・資料請求はこちらから
[株式会社協同プランニング お問い合わせ]
TEL:096-366-2221