前回は、ネットショップのコンセプト設計・ターゲティングについて解説しました。
≪前回の記事はこちら➡https://kyopla.net/info/893/≫
今回は「販売戦略」についての学びをご紹介したいと思います。
マーケティングミックスの「4P」
販売戦略を立案・実行する際、様々なフレームワークがありますが
今回ご紹介するのは「4P」です。
4Pとは、
1.product(製品)
2.price(価格)
3.place(流通)
4.promotion(販売促進)
に共通する頭文字の「P」をまとめたものです。
ネットショップのみならず、マーケティング活動でよく使われる要素です。
聞いたことがある方も多いかと思いますが、
実際にネットショップの運営現場に
落とし込むのは意外と難しいものです。
1.product(製品)
まずProduct(製品)とは、一般的に「顧客が何を欲しているのか」を
考える工程です。
具体的に何を欲しているのか、じつは顧客自身にもよくわかっていないことが多々あります。
アンケートをとったり、顧客の行動をこまかく観察することで
潜在的に何を欲しているのかを先回りして把握・提供することが、
新たな価値の提供につながります。
2.price(価格)
商品やサービスに価格をつけることは
ネットショップの売上・利益に直結する重要な決定事項です。
価格の設定を行う際は、
1.商品のコスト
2.カスタマーバリュー(顧客が適正と考える価格)
3.競合商品/サービスの価格
といった要素を参考にします。
直接的な競合となるサービスや商品の価格を調査する際には
実際に商品を購入してサービスを体験してみることが大切です。
自分たちが支払った金額で満足できるものかを判断する良い材料になります。
●「送料無料」「クーポン」も有効な手段
また、一度設定した価格(標準価格)に対して、様々な手段で割引オファーをすることも有効です。
例えば、「10,000円以上の購入で送料無料」というサービスを実施し
それをサイトのトップに掲載する等が挙げられます。
いくら以上で送料無料とすると、その料金まで購入をしてくださる顧客が増え、
客単価がアップすることもあります。
また、同じ商品内容に対しても
1.定期購入
2.まとめ買い
3.単品購入
という3パターンの価格設定ができます。
顧客のニーズに合わせて、一つの商品に対して複数の購入パターンや
価格設定を行うことも、商品によっては有効です。
食品や健康食品など、消費物は、まとめ買い、定期購入を顧客に勧めやすい部類です。
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次回は
3.place(流通)
4.promotion(販売促進)
についてご紹介します。
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